Twig は標準に、フィルタ、関数、タグ の豊富なリストを提供していますが、Grav もテーマ設定のプロセスを容易にするために便利な追加機能を提供しています。
独自のカスタム Twig フィルタの開発については、Cookbook の Twig Recipes セクションにあるCustom Twig Filter/Function の例をチェックしてください。
組み込みタグの例としては、include
, block
, for
, if
などの構文があります。タグは Twig の中で {% tagname %}
構文を使うことで識別されます。また、ほとんどのタグは {% tagname %}
で閉じられます。
Grav には、cache
, markdown
, script
, style
, switch
などの機能を提供する便利なカスタム・タグがいくつか含まれています。
Twig フィルターは、パイプ(|
)マークの左側に表示される変数に機能を適用することができます。これらは、テキストや変数を操作するときに特に便利です。フィルタの最初の引数は常に左側の項目ですが、それ以降の引数は括弧で囲んで渡すことができます。フィルタには、コンテキストや環境を認識する機能など、いくつかの特別な機能があります。
組み込みの Twig フィルタの例としては、date
, escape
, join
, lower
, slice
などがあります。例には、以下のようになります。
{% set foo = "one,two,three,four,five"|split(',', 3) %}
Grav には、hyphenize
, nicetime
, starts_with
, contains
, base64_decode
などの機能を提供する便利なカスタムフィルタがいくつか含まれています。
Twig 関数は、Twig で機能を実装するもう一つの方法です。フィルターに似ていますが、変数に作用するのではなく、関数を直接呼び出して、関数名の後の括弧の間にサポートする属性を渡します。しばしば、Grav は同じロジックに対して |
によるフィルタと関数の両方を提供し、ユーザが好きな方法を選択できるようにしています。
組み込みのTwigフィルタの例としては、block
, dump
, parent
, random
, range
などがあります。例としては、以下のようなものがあります。
{{ random(['apple', 'orange', 'citrus']) }}
Grav には、authorize
, debug
, evaluate
, regex_filter
, media
などの機能を提供する、いくつかの便利なカスタム関数があります。
オリジナル : https://learn.getgrav.org/17/themes/twig-tags-filters-functions